入院編

入院中は、乳の吸わせ方・おむつの替え方・沐浴の仕方など丁寧に指導。
母子同室になっても、疲れたら預かって貰うことも出来るし、心配事や悩みがあれば相談に乗って貰える。日本は「入院が長い」と言われるけど、次の日ポンと家に帰されてもオタオタして何も出来ないよ。一週間でも不安なのに・・・。
生後間もないのに、チビスケはもの凄く声が大きかった。他の子がふにゃふにゃ泣いている中、廊下に響き渡る大声で「うっぎゃーうっぎゃー」。それは更にエスカレートしていく。病室から授乳室に連れて行くと「あっ、やっぱり。泣き声聞こえたから。もう泣き声覚えちゃった♪」と言われる始末。ちなみに泣いている顔は、寛平チャン。もしくは亀。
最初は全然乳が出なかったので、糖水。そのうち出るようになりましたが、初めて乳を飲んだチビスケの顔は忘れられません。「世の中にこんなに美味しいものがあったなんて!」と恍惚、陶酔。真っ赤な顔をして酔っぱらいのような顔で、乳を飲むと眠りにつくチビスケでした。そして起きると泣く→乳。の繰り返し。大体3時間おき。で、結局あやす時間はほとんどなかった。私の抱っこがへたくそで、抱いてもギャンギャン泣くし。看護婦さんは、さすがプロ。凄く上手い。
出産中は「二度と産まない!この痛みは絶対忘れないようにしなきゃ!」と考えていましたが、本当に出産の痛みは忘れるもの。普通分娩だと痛みの引きが早いせいもあるだろうけど。もっと長期間痛いのかと考えていたのに、退院時にはほぼ痛みはなくなってました。ま、カラダは疲れてるけど。
それにしても新生児ちゃんは本当に特別な存在。生後一ヶ月でもまだまだ新生児っぽいのが普通ですが、チビスケはしっかり育ってしまったので*1特に懐かしく思われる。新生児を見たいばかりに「また妊娠してもいいな〜」と考えてしまう程・・・。

*1:生後まもなくからギャンギャン泣くほどカラダ的にもしっかり。性格的にも自分の意志は貫き通す系。「泣き疲れる」という言葉は知らない子でした。旦那に抱っこさせていたら、引きつけ起こすまで泣いたこともありました。。